ILINKガイド(リンカ設定ガイド)

EWARMやEWRXをご使用中の方が対象となります。

 

注意点:

ご使用のIAR Embedded WorkbenchがILINKまたはXLINKのどちらに対応しているかご確認のうえ、PDFをご参照ください(2023年11月更新)。

 

1.1 本ガイドの目的

ILINKは、大きなサイズの再配置可能なマルチモジュールのC/C++プログラム、C/C++プログラムとアセンブラプログラムの混合リンク、サイズの小さい単一ファイルの絶対アドレスを持つアセンブラプログラムのリンクなど、幅広く組込みアプリケーションの開発に適した強力で柔軟性のあるリンカです。IAR Embedded Workbenchでは、選択したデバイス毎に標準的なメモリ割り付けができるように、リンカ設定ファイルがプロジェクトに登録されますが、より複雑なメモリ割り付けを行う場合は、このリンカ設定ファイル(.icfファイル)の編集を行う必要があります。本ガイドでは、組み込みシステムで用いられる典型的なメモリ構成毎に、ソースファイルの追加記述、リンカ設定ファイルの編集のしかたを解説します。

 

1.2 本ガイドの対象者

このガイドは、IAR Embedded Workbenchの基本機能およびオペレーションを理解しており、リンカにて自由にコードやデータを配置する方法を習得されたい方を対象にしております。

 

ILINKガイド(サンプル集)

2.2の対象となるEmbedded Workbenchのバージョンをお使いの方は、PDFをご参照ください(2023年11月更新)

 2.1 本ガイドの目的

ILINKガイド基礎編を理解した方が、実際のリンカ設定を見て学習をするためのサンプル集となります。コードをROMに配置する場合やRAMに配置する場合、初期データを圧縮する/しない場合、ユーザコードによる変数や関数初期化などのサンプルがあります。実際にマップファイルも示し、説明を加えていますので、ILINKの動きを理解するための読み物としても利用できます。

 

2.2 本ガイドの対象者と対象とするIAR Embedded Workbenchのバージョン

ILINKガイド基礎編を理解した向けの資料となります。また、対象となるIAR Embedded Workbenchは以下になります。

  • EWARM 9.10.1以降
  • EWRL78 4.20.1以降
  • EWRH850 2.20.1以降
  • EWRISC-V 1.30.1以降

 

ILINKガイド(デバイス編)

3.1  ILINKガイド:デバイスS32K344編:  GCC/EWARMのサンプルプロジェクトのリンカ設定を説明

   PDFをご参照ください。

 

3.2 ILINKガイド:デバイスPSOC5LP編:  GCC/EWARMのサンプルプロジェクトのリンカ設定を説明 

  PDFをご参照ください。

 

3.3 ILINKガイド:デバイスCC2652R1F編:  GCC/EWARMのサンプルプロジェクトのリンカ設定を説明 

PDFをご参照ください。

 

3.4 ILINKガイド:デバイスMSPM0L1306編:  GCC/EWARMのサンプルプロジェクトのリンカ設定を説明

PDFをご参照ください。