IARシステムズ、Linux向けローコードのステートマシン設計ソリューションを提供
ステートマシン設計ソリューションIAR Visual Stateの最新版がWindowsとLinux両対応のクロスプラットフォームをサポートすることで、C、C++、C# 、Java コードの自動生成が可能に
2022年4月8日 - 組込みシステム開発用のソフトウェアツールとサービスのサプライヤとして世界をリードするIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン、ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長 原部和久)は、グラフィカルモデリングおよびコード生成ソリューションであるIAR Visual Stateの新バージョンを発表しました。今回、クロスプラットフォームのホストをサポートする最新のIAR Visual Stateは、LinuxとWindowsのどちらにも対応するため、ステートマシンに基づいた柔軟で効率的な開発ワークフローが実現します。
今日、組込みシステムの開発は、異なるスキルを持ついくつかのチームに分かれて大規模な編成で行うことがよくあります。ステートマシンやローコード開発の場合、これらをチームメンバ全員が共通言語として使用して、複雑な設計を理解し、より効率的に構築を行うことが可能です。IAR Visual Stateは組込みシステム用に開発されたもので、開発者はステートマシンを簡単かつ直観的に扱うことができます。このソリューションにより、チームはステートマシンをグラフィカルに設計し、組込みシステムはもとより、スマートフォンやデスクトップ用アプリケーション向けにC、C++、C#またはJavaソースコードを生成できるため、プロトタイピングまでの時間を短縮できます。
IAR Visual Stateでは、JavaやC#アプリケーションをC/C++アプリケーションと同じ環境でグラフィカルに開発することが可能です。このため、組込みアプリケーションと共にモバイルやデスクトップアプリケーションを搭載したシステムを開発する際、誤ってアプリケーション間で機能に違いが生じるリスクを大幅に減らせると同時に、メンテナンスも簡素化できます。また、IAR Visual Stateは、アプリケーションのさまざまなバリアントに対してシミュレーションと検証を同時に実行できるため、コード品質が確保されるとともに効率的なプロジェクト管理が可能となり、デザインの実装や市場投入までの時間を短縮できます。さらに、 IEC 61508などの機能安全規格では、より高いSIL(Safety Integrity Level)レベルを満たす設計方法として、ステートマシンの使用を推奨しています。
製品の詳細および 評価用ライセンスについては www.iar.com/jp/vsでご覧いただけます。
IAR Systems, IAR Embedded Workbench, Embedded Trust, C-Trust, C-SPY, C-RUN, C-STAT, IAR Visual State, I-jet, I-jet Trace, IAR Academy, ならびにIAR Systems ロゴはIAR Systems ABの商標もしくは登録商標です。その他の製品名に関する商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。
IARについて
IARは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証されたソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましてはwww.iar.com/jpをご覧ください。
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