パートロン
IAR Embedded Workbenchの選択によりパートロン開発者の時間と総コストを削減
パートロン（PARTRTON Co., Ltd.）は2003年にサムスン電機からスピンオフした企業です。韓国に本社を置き、世界一の総合部品メーカを目指すこの企業は、競争力の高い製品を迅速に提供することで顧客とともに発展することをモットーに、国内外の製品メーカや自動車メーカに部品を供給しています。パートロンは継続的な技術開発を通じて、サムスン電子の主要なスマートフォンモデル用にアンテナ、カメラモジュール、各種センサを供給する最初のパートナとなりました。
パートロンはIAR Embedded Workbenchを使用することで、開発者に使い易い開発環境を提供し、開発時間の短縮を図っています。その結果、製品リリースまでの時間を大幅に短縮し、総所有コスト（TCO）を削減し、変化の激しい市場に果敢に対応できる体制を整えています。
各チップベンダが提供する異なる環境を容易に使用できる開発ツールスイートを使用すれば、開発時間が短縮され信頼性も向上します。パートロンはこのような利点から、IAR Embedded Workbenchの採用を決定しました。
パートロンはカメラ、生体認証センサ、モバイル通信モジュール、誘電体フィルタといった様々な電子部品を供給していますが、製品開発にIAR Embedded Workbenchが使用されています。
また、このような電子部品に加えて、スマートバンド、スマート体温計、ワイヤレスチャージャといったスマートデバイスの開発プロジェクトにもIAR Embedded Workbenchが使われており、製品開発や信頼性向上に要する時間短縮を図っています。
「パートロンでは、製品開発時に様々な半導体を使用します。したがって、アプリケーション開発前の初期設定は非常に重要です。IAR Embedded Workbenchを使うメリットは、種々の半導体に対応できる統合開発環境が提供される点にあります。初期環境を容易に設定できれば、開発者は多くの時間を節約できます。」 「当社では、IAR Embedded Workbenchを利用することでソースコードのサイズをコンパクトにすることができました。コードサイズを大幅に削減できることは、アプリケーション開発者にとって非常に有利です。当社がメモリを効率的に使用し、アプリケーションを軽量化できる理由はここにあります。」
- パートロンのウェアラブルデバイス担当エンジニア
複数のチップを使用する場合、コンパイラの選択が鍵となります。すなわち、開発時間を短縮できる効率的な統合開発環境を実現するコンパイラを選択することが何よりも重要です。これは、一貫してアプリケーションの安定性を保持する上で欠かせない要素です。 当社では、記述したコードが正しいことを確認できるようにすることで、作業効率を速やかに改善することができました。開発者の視点からすると、限られたメモリ容量を効率的に使用することが最善の方法です。これは、同じ機能を実装するのに、コード変換時間が短く、軽量かつコンパクトなコードを使用できるからです。
- パートロンのウェアラブルデバイス担当エンジニア
今日のビジネス環境は目まぐるしく変化しています。企業は必要とされる製品やサービスをタイムリーに市場投入することによって、製品に競争力を付与することができます。開発者は要求に対し即座に果敢に応えることができるアプリケーション開発環境を構築するという課題に取り組む必要があります。
絶えず変化し続けるビジネス環境では、開発者が高い競争力を得て、製品やサービスをタイムリーに供給できるように、統合された環境を提供するツールを選択することが、何よりも重要です。
IARは、こういった企業や開発者のニーズに迅速に対応し、幅広い面からサポートを提供し、技術的サポートにより競争力の獲得を支援しているとの評価をパートロンから得ています。
