株式会社ニューロシューティカルズ

 

医療機器の性質上、オープンソースではない商用ツールを採用。 小型で高速かつ低消費が求められるアプリケーションにおいて組込業界で高い実績と高性能なコンパイラ性能が必要であるため、IAR開発ツールを製品開発に役立てている。

 

設立:
2009年4月

所在地:
東京都文京区本郷3-24-6

ウェブサイト:www.nci-md.com/

ビジョン:
新しい医療機器の開発と販売を通してメディカルデバイス・ジェネレーターになります。より良い医療技術の普及と教育を実現し、医療従事者 への安心と、診断・治療効果向上を提供します。

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アプリケーション・サービス概要

iVNSカテーテル開発プロジェクト(製品関連ウェブサイト https://ivns.circ-dynamics.jp/

iVNS(迷走神経刺激)による心不全治療用カテーテルの開発を国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の採択事業として開発し、心臓領域で未だ到達していない「デバイスによる心不全対応デバイス」に果敢にチャレンジしています。

心不全は一度発症すると一部の進行ガンと同程度に予後不良な疾患です。また、日本を含む先進諸国では、心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来が大きな社会・健康問題となっています。心不全の主な原因の一つが心筋梗塞です。心筋梗塞急性期に安定して迷走神経を刺激できるデバイスは存在しません。このアンメットニーズを解決するために「心筋梗塞急性期治療において、再灌流療法の手技を邪魔することなく、安定して迷走神経を刺激するデバイスを開発することを目指しています。

*迷走神経刺激とは?

迷走神経は第10番脳神経であり、脳幹部から直接、胸腹部を走行し支配臓器の機能調節を行なっています。迷走神経刺激は電子的に副交感神経活動を賦活化させる自律神経介入治療です。

IARシステムズのツールを導入した理由

医療機器の性質上、オープンソースではない商用ツールを採用。小型で高速かつ低消費が求められるアプリケーションにおいて組込業界で高い実績と高性能なコンパイラ性能が必要であるため、IAR開発ツールを製品開発に役立てている。

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