株式会社LP-Research
その高いコンパイラ性能や操作性を高度なセンシングをはじめ組込み機器の開発に役立てている。
設立:
2011年12月27日
所在地:
東京都港区西麻布1-11-15 Y-FLAT #303
ウェブサイト:
lp-research.com/ja/
ビジョン:
センサフュージョン技術でハードエンジニアリングの問題をより正確かつ高速に解決
三菱重工業株式会社 パワードメイン 原子力事業部(以下、三菱重工)は、原子力発電所の検査装置や作業を行うためのロボットを製作しています。今回、国家プロジェクトとして開発した消防ロボットにIARシステムズ(以下、IAR)のツールが採用されており、ユーザーインタビューを行いました。
2011年3月11日の東日本大震災の際に発生したコンビナート火災を経験して、人間の入れない危険なエリアで活動するロボットの開発をミッションのひとつに挙げており、「人とロボットの協調」を可能にする消防ロボット(写真)を開発しました。自動追従する放水ロボットと延長ホースロボット2台の台車制御部分の開発に統合開発環境IAR Embedded Workbench for ArmとJTAGエミュレータI-jetが選定され、ソフトウェアの開発全般に利用されました。
アプリケーション・サービス概要
LPMS慣性測定ユニット(製品ウェブサイト lp-research.com/ja/productoverview/)
高速で正確な3D方向検知が可能です。 さまざまな通信インターフェースとエンクロージャーオプションをサポートしています。センシング技術は、AR/VRソリューションやモーションキャプチャをはじめ、AGV(無人搬送車・ロボット)といった今後の社会変革に必要な分野で応用しています。
IARシステムズのツールを導入した理由
早稻田大学 高西研究室での研究時代より、IAR Embedded Workbenchを活用。LP-Researchでの製品化においてもIARシステムズのツールを活用し、その高いコンパイラ性能や操作性を高度なセンシングをはじめ組込み機器の開発に役立てている。