カシオ計算機

IAR Embedded Workbench®導入で 2コアのi.MXへ円滑移行

Casio building

カシオ計算機(以下、カシオ)は電子辞書「EX-word」の新シリーズの開発に、IARシステムズ(以下、IAR)の統合開発環境「IAR Embedded Workbench® for Arm(以下、EWARM)」を適用した。

電子辞書の心臓部であるプロセッサを、長年使い続けた32bit RISC CPUからArm®系のデュアルコア品に切り替えたのを機に、EWARMの導入を決めた。性能と省電力の両立に苦労しつつも、IARの支援を受けながら開発作業を遅滞なく進めることができた。柔軟なライセンス、初心者でも直感的に分かる操作性、マルチコアデバッグの機能などが高評価だった。ここでは電子辞書開発の技術課題やEWARM採用の経緯などを聞いた。

 

本記事は、2019年8月にAPSのウェブサイトに掲載されたものです。